2022年度成城Orange Beamsの戦績は決して満足いく結果ではありませんが、2部Aブロック5位で終わりました。年初より4年生からチームがどのような状況であろうと1部を目指したいという要望があり、チームは1部昇格へ挑戦すべく大きく舵切りをしました。しかしながら、このコロナ禍で一番大きな問題として、新4年生も2名退部をし、2年生以上でプレーヤーが15名しかいないという非常に厳しい現実を突きつけられました。そこで例年のリクルート活動は3年生以下の担当のみがやるという仕組みを改め、4年生以下部員全員で行いクラブ歴代で最も多い21名のプレイヤーと14名のスタッフ計35名の新入部員を迎え入れることが出来ました。それが春夏の練習をこなすことによって秋にはフットボール未経験者ながら大きな戦力となってくれたことは今のこのチームに脈々と流れるDNAとなっていると自負しており、恐らくここまで一年生が活躍できるチームは関東でも他にはないと思われます。それがこの10年作り上げられてきたOrange Beamsの最大なる財産だと思います。当然、個々人の環境や身体の出来具合で試合の出場機会が少ない1年生がいますが、近い将来あの同じフィールドで活躍できる環境作りをしてあげることが非常に重要であると考えております。
スタッフ・プレイヤー全員が参加して、全員で勝利をもぎ取る、常にこの精神でチーム一丸となって来年は確実に1部に近づけるように更なる飛躍を遂げたいと思います。
引き続き皆様のご支援・ご声援宜しくお願い申し上げます。
監督 鶴見尚也
WRITER:西舘あいね