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成城大学アメリカンフットボール部 3年 マネージャー 石川ななです。
今回は幹部インタビュー第五弾として 4年 副将 OL/DL 渡邉雄斗選手にインタビューしました!
現在とは正反対だった高校時代
高校時代はラグビー部に所属していたが、現在とは対照的に部活動に対してネガティブだったという。身長や体格から期待されてラグビー部に入部したが、未経験から始めた渡邉は思うようにプレーできず同期との技術面での差からモチベーションが低下し、筋トレにも身が入らず、体重管理も怠っており、練習をやりたくないと思う日もあったそうだ。そんな高校生活を送っていた渡邉だが、大学入学後はもともと父や弟の影響で憧れのあったアメフト部への入部を決めた。入部後は積極的に筋トレや体重増量に力を入れ、さらには部員の体重管理を先導して行ったり、ポジションリーダーを務めたりと自主的に部に貢献するようになった。
悔しい気持ちをバネに
渡邉は1年生のときに膝に大きな怪我をしてしまい、アメフトができない期間があった。他の同期が練習している中、一人だけ練習に参加できず周囲との差ができてしまっていたという。2年生になりやっと復帰し練習に参加するようになったが、なかなかうまくプレーできず後輩と比べられることが悔しかった。しかし、そこで諦めず練習や筋トレに取り組み、少しづつ試合への出場機会も増えていった。3年生の夏、社会人チームの富士ゼロックスとの合同練習で1on1をして社会人と対等に戦い、勝つことができたことが自信につながった。そして秋季リーグ一橋戦では初めてQBサックを決め、とても嬉しかったことがこの4年間でとても印象に残っていると話してくれた。
決して悪い1年ではなかった
4年生になり、より良いチーム運営を目標に副将としてチームを牽引することを決意した今年の春、新型コロナウイルスの影響により突然の部活動休止となった。しかし、活動休止中だからこそできたこともあると渡邉は語ってくれた。活動休止中は部員とミーティングを重ね、昨年までオフェンスの知識があまり無いままOLとして試合に出場していたが、改めてアメフトについて学び、知識を深めたことで試合に対する準備ができた。また、練習再開後もどうしたら効率よく練習ができるかを考えながら行動した。だからこの1年は全てが悪かったわけではない。
活躍できるシーズンにしたい
ラストシーズンでは、またQBサックを決めて活躍したい。OL、DLを兼任しているので、両面でプレーすることもあるかもしれないが、兼任しているからと言い訳せずどちらのポジションでも真摯に取り組むことで後輩に頑張る姿勢を伝えたい。そう強く渡邉は語ってくれた。