こんにちは!
日頃よりOrange Beamsを応援してくださり、ありがとうございます。
今回からこのブログで、幹部の紹介やラストイヤーに懸ける思いなどを投稿していきたいと思います。
インタビュアーは3年マネージャー浅井彩花が担当致しました。
初回は、4年主将LB/DL 近藤優選手です!
小学校2年生から高校3年生まで
約10年間続けた野球
幼少期は野球漬けの毎日だった。野球好きの父親の影響を受けて小学生の頃より野球を始め、主に外野手として活躍。持ち前の明るさを活かし、ムードメーカーとしてもチームを牽引してきた。その一方でオンとオフはしっかりと切り替え、自分の課題をどうしたら克服できるかを常に考えながら練習するストイックな一面もあり、その姿勢は現在のアメフト部にも活かせているそうだ。高校時代はあまり勉強をすることはなかったと語る彼だが、部活動引退後は目の色を変えて勉学に励み、一般入試で成城大学に入学することができた。大学では心機一転して何か新しいスポーツを始めたいと思っていたところ、先輩から熱い勧誘をきっかけにアメリカンフットボール部への入部を決めた。
(↑現在身長177センチ 86キロと、チームでも大きい方だが、当時は今より20キロも痩せていてガリガリだったという。)
学生主体の環境から学んだ
「自分の頭で考える力」
近藤が語るOrange Beamsの最大の魅力は「学生主体のチーム環境」だという。彼が高校時代まで所属していた野球部とは異なり、大学には常駐のコーチがおらず、平日の練習では学生が中心となってチームの運営をする必要があった。また成城大学にはスポーツ推薦などの制度もないため、所属するプレイヤーの約8割はアメフト未経験者が占めており、他大学と比べて恵まれた環境とは言い難い。しかしそんなチームだからこそ近藤は成長することができたという。日頃からコーチの指示通りに動くのではなく、普段の練習メニューから試合中の戦術まで、常に学生が中心となって考え、行動しなければいけないチーム環境が「自分の頭で考える力」を磨き上げた。実際に去年の拓殖大学戦では「考える力」を活かして相手のパスコースを正確に読み取り、試合の流れを変えるインターセプトを記録した。
主将としての挫折
「当たり前のことを当たり前にやる」
主将になり、責任感や新チームへの期待感が募っていた時期に、新型コロナウイルスの影響により、活動自粛を余儀なくされた。その期間、自分の課題を克服するために体を絞るなど自身を見つめなおす時間が増えて良い機会になったという。
練習が開始され、主将の大変さを思い知る。練習中声を出すことやジョグで移動するなど「当たり前のことを当たり前にできるチーム」を目指して、注意を重ねて徹底してきた。それでも実行しない選手が一定数いた。そのときに「何故やってくれないのだろうか」「自分のやり方が間違っているのだろうか」など深く考えてしまった。更には、同時期にLBからDLに変わり、覚えることも多くて上手くいかず、練習終わりにグランドの端で泣いた日もあったと語ってくれた。
異例のシーズン
今シーズンの意気込みを聞くと
「自粛期間は長かったけれど、だからこそできる取り組みを行い、着実に力をつけてきました。練習再開後も課題は多かったもののひとつひとつ解決していき、昨年以上のまとまりを持ったチームになりました。そしてこの状況でフットボールができることに感謝し、絶対に勝つと言う強い気持ちを持って戦います。
僕には特筆したスキルがあるわけではありませんが、気合、根性、気持ちだけは絶対に誰にも負けません。僕の全力のガッツあふれる熱いプレーに注目してください!」と笑顔で話してくれた。