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2021

OB・OGインタビュー第一弾 榎本雄気(2015年度卒) 篇 「事前準備と課題意識を持った取り組みで、さらに次のステージへ」(前編)

こんにちは! 

4年マネージャーの浅井彩花です。

今月から、社会でご活躍されている先輩方に、アメリカンフットボール部の魅力やご自身の成長についてお伺いする、OB.OGインタビュー企画を始めます!

栄えある第一回目は、社会人Xリーグのアサヒビールシルバースターでもご活躍され、昨年度はオールXエリアにも選出された榎本雄気さんにお話をお伺いしました。

是非最後までご覧ください!




榎本雄気(2015年度卒) 



~ サッカーからアメリカンフットボールへ ~


 こんばんは!本日は練習後のお忙しいところ、ありがとうございます。トップバッターは社会人Xリーグのアサヒビールシルバースターでもご活躍されている榎本雄気さんにお話を伺いたいと思います!本日は宜しくお願いします。

 

榎本)ハハハ!せっかくの機会なので、愛する母校のために僕にできることがあれば喜んでお手伝いします!

 

 ありがとうございます! 榎本さんはアメフトをされる前、高校時代は何の部活に入られていたのですか?

 

(榎本) サッカー部に所属し、部員が150人くらいいる強豪校でプレーをしていました。千葉県で毎年ベスト8くらいに入るくらいで、全国でも有名な市立船橋や流経大柏の厚い壁に毎年阻まれていました!

 

 なるほど!部員が150人もいたら競争も激しかったのですか?

 

(榎本)そうですね。僕はフォワードのポジションで、ベンチメンバーに選出され、出場機会に恵まれることもありました。

 

 150人の中で20人くらいのベンチメンバーに入られるのはすごいですね、、!

高校時代はサッカー部でご活躍されていた榎本さんが、何故アメフトを始められたのですか?

 

(榎本) 最初はサッカーサークルに入って、バイトをして、という大学生活を想像していました。しかし大学に入学すると、とても自由で刺激が足りないというか・・・

サッカー一色だった高校生活との温度差があって、漠然と大学生活に「物足りなさ」を感じたんですね。

そこで「何か部活に入ろう!」と思い、サッカー部に入ることも考えたのですが、大学では心機一転して新しいスポーツを始めてみたいと思っていました。そのタイミングで、アメフト部に熱いお誘いを受け・・・(笑)

ほとんどの人が大学から始めるスポーツで、高校でのサッカーの経験も活かせそうだと思ったのでアメフト部に入部を決意しました。

 


~格上のチームと戦えたことで、アメリカンフットボールに心魅かれていく~


 実際にアメフト部に入る上で、不安や苦労されたことはありますか?

 

(榎本) もちろんアメフトの知識はゼロだったので、正直不安はありました。また、1年目は前年にチームが2部に昇格したばかりだったので、実力差がとてもあり、毎試合大敗を繰り返していました。高校でもこんなに負けたことがなかったので、アメフトの面白さになかなか気づけずに1年目のシーズンが終わり、「アメフトは面白くないから、サッカー部に戻ろう!」と思って、サッカー部の練習に参加していたこともありました(笑)

しかし、そこで踏みとどまれたことで、アメフトの面白さに引き込まれていきました。

 

 よく踏みとどまれましたね!

 

(榎本) はい(笑) ここでやめるのもなという気持ちと葛藤していました。ただ、2年目の春シーズンに当時1部リーグで前年に甲子園ボウルにでた法政大学と練習試合をする機会がありました。結果は、ぼろ負けだったのですが、個人的には通用する部分もあって「アメフトをここまで極めることができたら、かっこいいな!」と憧れを抱き、そこから少しずつアメフトの魅力に気づきはじめました。



榎本さんを引き留めてくれた法政大学に感謝ですね!(笑)

 


~4年時では副将に~

 ちなみに、アメフト部ではどんな役割を担っていたのですか?

 

(榎本) はい、4年の時に、副将とディフェンスリーダーを務めていました。

 

 副将は、榎本さんが立候補されて決まったのですか? 


(榎本) いえ、当時は他部員からの投票をベースに幹部を決めていたのですが、ありがたいことに票が集まり、副将を務めることになりました。

  

そうだったのですね!ちなみに、榎本さんご自身は、なぜ副将に推薦されたと思いますか。 

 

(榎本) それを自分で言うのは恥ずかしいですね(笑)  でも1年目から試合に出ていたので、プレー面でチームを引っ張っていたことは大きいと思います。あと、主将は浦住だったのですが、彼はすごく熱くて、先頭に立ってぐいぐいメンバーを引っ張っていくタイプでした。一方で、自分はチーム全体を俯瞰して、サポートしていくことが得意だったので、性格面のバランスも含めて選んでもらえたのかなと思っています。


 

 

 

~常に課題感を持って~

 

 学生時代はどんなことを意識して部活に取り組んでいましたか?


 (榎本) 常に課題感は持って取り組むようにしていました。もっと何が上手くなれば活躍できるのかを考え、短期・中長期にわたって目標を設定し、練習に臨んでいました。 

 

  自分に何が足りていないのかという課題を持って取り組むことで、アメフトへのモチベーションにも繋がっているのですね!とても勉強になります。 

 


~ 51ヤードのFG(フィールドゴール)成功が、チームを勝利へと 

 

 ちなみに、榎本さんが4年間で一番嬉しかったのはどのような瞬間でしたか?


(榎本) 3年時に、1部から降格してきた関東学院大学に、ジャイアントキリングで勝利したことです。チームの成績は、1年時に降格してしまったのですが、2年時に2部に昇格しました。そのような昇格したばかりのチームが、1部でプレーしてきたチームに勝利できたことは大きな自信にも繋がりましたし、自分の51ヤードのFG(フィールドゴール)成功が、チームを勝利へと導き出せたのはとても嬉しかったです。 

 

 プレッシャーがかかる中で51ヤードのFG(フィールドゴール)成功は、すごいですね、、! 


 

 

 

~事前準備がカギになるスポーツ~

 

最後に榎本さんが思うアメフトの魅力を教えてください!


 (榎本) 誰もが自分の強みを活かせば、活躍できる場所が与えられているところです。 また事前に相手チームの特性などを分析し、準備をすればしただけ試合で活躍できるところがアメフトの一番の魅力だと思います。当時、明治学院大学に毎回負けていて、チームとしても苦手意識があったため、ミーティングを重ねて徹底的に分析を行いました。すると、それが試合に活かせて、後輩たちも活躍しチーム総出で勝利することができました。この試合は、印象に残っている試合ですね。 




今回は、榎本雄気さんの大学時代についてインタビューさせていただきました。

次回は、社会人アメフトチームでのご活躍についてお話をお伺いします。後編も是非ご覧下さい!



   ~ プロフィール ~

1993年4月28日生まれ 28歳 千葉県四街道市出身幕張総合高校から成城大学に進学。

高校時はサッカーを経験し大学からアメリカンフットボールを始める。4年時は副将とディフェンスリーダーを兼任。

現在はJA三井リース株式会社で営業職を務める傍ら、社会人Xリーグ強豪のアサヒビールシルバースターで活躍中。2019年、2020年度は副将を務め、リーグのベスト11であるオール X1 AreaにDB部門で選出。

 

 


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