みなさまこんにちは!
マネージャー4年の石川ななです!
今回はOBOGインタビュー第3弾として山口祐平さんにインタビューしました!
山口さん、本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます!よろしくお願いします!
(山口) よろしくお願いします!
さっそく質問に移りたいと思います!山口さんはどういったきっかけでオレビに入部されたんですか?
(山口) アメフト部は雰囲気が良かったからかなあ。もともと高校まではずっとサッカーをやっていて、Jリーグのユースチームにいたんだけど、そこで続けているうちにサッカー選手としての自分の天井が見えてきてしまって…大学でもスポーツがやりたいと思っていたけど、違うスポーツをやろうと大学受験の時期に考え始めたかな。そのときはラクロス、アメフト、格闘技が候補にあって、ラクロス部の見学に行ったんだけど雰囲気が自分には合わないと感じたんだよね。アメフト部は雰囲気も良かったし、先輩から熱い勧誘を受けてここだな、と思ったね!
そうだったんですね!大学からアメフトを始めることに不安はなかったんですか?
(山口) 不安はなくて、むしろ楽しみしかなかった!高校時代からベンチプレスをやっていたけど、当時はまだ60kgくらいしか上げられなくて、アメフト部に入って早く100kg上げられるようになりたいって思ってた(笑)
~リーダーとしての変化~
すごいですね!(笑) 入部してから大変だったことはありましたか?
(山口) 大変だったことは、部活が全体的にぬるい雰囲気だったのが嫌で、それをどうにかしたいってずっと思ってたかな。先輩とかに対しても思ったことを口に出して言っていたんだけど、4年になって主将ではなく副将に選ばれたときに、自分がやってきたことが周囲から認められてないってことに改めて気づいたんだよね。だから自分は副将として主将のサポートをしつつ、チームがより良くなるように自分ができることは何かを考えて行動するようにしたね。あとは、本屋さんに行って「リーダー」という言葉が書いてある本を探して読んだりもした!
本を読んでまで自分を変えようとする姿勢、素晴らしいですね!
(山口) 父親が教師ってこともあって、「この本にこうやって書いてあるんだけど、どう思う?」みたいな相談もして、チームメイトへの接し方を考えるようになったね。まず、怒って言うのは良くないことを学んで、一人ひとりに合った言い方をするようにしたね!そしたら、そういうことを考えながら部活をするのが楽しくなってきて、それが今の教員という職業にも繋がっているのかな、と思う!
~チーム全員で勝ち取った勝利~
チームのためにそこまで考えて行動することはなかなかできないことだと思います!私たちも勉強になります(笑)
そういった苦労があった中でも楽しかったことや印象に残っている出来事はありますか?
(山口) それはたくさんあるけど…やっぱり4年のときの埼玉大学(以下埼大)戦かな!あの試合は忘れられないね!今でもアメフト部の人たちで飲みに行ったりすると、この試合の話になったりするんだよね(笑)
そうなんですね!どんな試合だったんですか?
(山口) 埼大戦は一人で40キャリーぐらいして330ヤード走ったんだよね!しかもパンターもやっていたから、今考えると恐ろしい(笑) 試合の終盤が特に印象に残ってて、逆転のTDのシリーズはTEの日下部(2010年度卒)のナイスブロックで50ヤードくらいのロングゲインに繋がったり、残り20秒でQBの馬場(2009年度卒)がエンドゾーンに飛び込んで逆転のTDをとったんだよね。その後、2ポイントコンバージョンを失敗して1点差だったんだけど自陣まで攻められてしまって、、FGで逆転を許してしまいそうな状況だったんだけど、DLの小川智也(2009年度卒)がOLをめちゃくちゃ押し込んでQBがパスを投げる手を引っかけてパスインコンプリートで試合を決めたんだよね。自分が沢山走ったのも勿論覚えてるんだけど、最後の試合を決める重要な場面で一人ひとりが自分の役割を果たして、全員で勝ち取った勝利だったからあの時のことは今でも鮮明に覚えてるねー!
そうだったんですね!それは感動的な試合でしたね!アメフト部ではいろいろな経験をしてきたと思いますが、山口さんがアメフト部に入って良かったと思うことは何ですか?
(山口) 一言でいうと「人生が変わった」と思う!もし大学でもサッカーを続けて、サッカーしか知らないままの自分を考えると今の自分でよかったと思えるね!就活でもアメフトを続けるために会社を選んだし、人生の選択肢にアメフトがあることがとても大きかったと思います!
貴重なお話ありがとうございました!
次回は、社会人でのエピソードをお伺いします!
お楽しみに!
~プロフィール~
1986年6月2日生まれ35歳神奈川県横浜市出身
関東学院高校から成城大学に進学。
幼い頃からサッカー一筋、高校ではJリーグユースチームで活動し、3年時副将。
大学ではオレンジビームスに入部、4年時副将。
卒業後明治安田生命に入社と同時に明治安田パイレーツ(現ペンタオーシャンパイレーツ)に入部。
2015年シーズン、XリーグEast 個人rushing記録2位。
現在は引退し、都内で小学校教員として勤務。